浴衣はもともとはお風呂上りに素肌に直接着る寝間着の様なものでした。
しかし、現代ではおしゃれ着としての需要が高いです。夏のイメージが大きい浴衣ですが、他の季節も着ることが出来ます。季節別の着こなし術としては春は洋服同様、パステルカラーの可愛い色が似合います。柔らかな色合いは、お花見にもぴったりです。
今は浴衣の下に肌襦袢などの下着を着用しますのでそこまで寒さの心配はいりませんが、心配であれば浴衣に合わせたショールなども用意しましょう。夏はやはり夏祭り。紺や赤などのハッキリとした色合い、大きめの柄など正統派な着こなしをお勧めします。秋は落ち着いた渋めの色合いが似合います。帽子や眼鏡、ストールなどを合わせて個性的なレトロモダンはいかがでしょう。
冬の浴衣は寒そうですね。本来は冬に着ることはないですが、あえて着るのであれば防寒はしっかりと、丹前や羽織などを活用しましょう。